幾何学ドッグ・迷犬ウッホ・迷創Cat

同人サークル 幾何学ドッグ・迷創CAT・迷犬ウッホの共同ブログ

Category: スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: イベント情報

Comment (0)  Trackback (0)

【TOP固定2】アフターSS+サンプル(新刊SS本)

7月1日「こいまり」新刊サンプル

本文はサンプル(例大祭無配)はこちら

↓アフターSS(宣伝用)です。
 ネタバレはございません!

かわふじ


Pの悪魔アフターSS 番外編

「あの二人、いつまでああしている気かしら」
 霊夢が明らかに不機嫌そうな声で呟いた。
 見下ろす魔法の森には、見慣れた二つのシルエットが重なっている。
 思わず呟いた言葉を拾って紫が楽しそうに答えた。
「覗きのなんて趣味が悪いわね。若いうちはあれくらいがいいのよ」
「偶然通りがかったんだから、むしろ被害者だわ」
 霊夢の冷たい視線を受けても紫は楽しそうにしている。
 それが堪らなく癪に触った霊夢がまくし立てるように言った。
「そもそも、異変だなんて適当過ぎるのよ。あんな弾幕ごっこをするなら私に
一言話しを通すのが筋ってもんだわ」
「その適当なものに本気で挑むなんて、ちょっと面白かったわ」
 どこまで話しを知っているのか、紫は上機嫌である。
「まとめて懲らしめてあげたから少しは気が晴れたものの……」
「元凶がよく言うわ」
「あ?」
 殺気のこもった視線で、霊夢は紫を見た。
 怖い怖いとおちゃらけて、紫が口元を扇子で隠して笑った。
「元はと言えば貴方のせいよ。里で噂を広めるなんて」
「私がそんな事をするわけ無いでしょ?」
「あら、本当に?」
 目を細めた紫が、怪しく笑う。
「里で異変の話しをしていたわよねぇ。知ってるわよ」
 しばらく首をかしげて思い出したように霊夢が叫んだ。
「あれは、平和で何よりねって話しじゃない」
「火のないところに煙はたたないものよ」
「って、まさかと思ったけど、やっぱり盗み聴きしていたのね」
「あら、偶然よ?」
 霊夢の不機嫌を適当にあしらって紫は尚楽しそうに笑うと、不意に目を細め
た。
 霊夢は気がつかなかったようだが、紫の目の前を魔法の糸が横断する。
「結構大胆なのね」
 紫のつぶやきに霊夢は首をかしげたが、紫はすぐに胡散臭い笑いを浮かべ
た。
「そろそろ行かないと、お邪魔になるわよ」
「うるさいわね、全く昼間からなにしてるのよ」
 紫が扇子で宙を切ると、空間が裂かれ、真っ黒な闇が出現した。
 紫に引きずられるようにして霊夢はその中に飲み込まれていった。
 騒がしい会話も無くなり、静かな風が木々を揺する音だけが空に響いてい
た。
スポンサーサイト

Comments






Information
メロンブックス


■新刊・既刊委託中!!
about

th_banner0.gif かわふじ
th_banner0.gif 黒田
kawahujiをフォローしましょう かわふじtwitter
kawahujiをフォローしましょう 黒田twitter
■他、非常勤メンバー数名で活動中!
幾何学ドッグ ※2013/12/23. 幾何学ドッグ,迷犬ウッホ,迷創Catのブログを統合しました
mail form
works
chain-jake900.jpg ■片霧烈火*子猫奪回屋 東方アレンジ
CDのジャケットを描かせて頂きました!
Ruby Knot
■弓凛合同誌参加させて頂きました!
suten_babar_3.gif
■カードイラストを描かせて頂きました!
****
other

1234567891011121314151617181920212223242526272829303110 2017
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。