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お菓子の日2

東方SS
「お菓子の日」(魔理沙 霊夢)
20011.04.19UP

かわふじ





 どうせ暇だろうと、魔理沙は博麗神社の縁側にホウキでのりつけた。
 いつものことなら、この時間は霊夢がお茶をすすっていたり、大の字で寝ていたり、ところにより不機嫌にちゃ ぶ台を叩いていたりする。
 今日はどうやら機嫌が良いようだ。
「きたわね」
「なんだ、予想済みか」
 縁側から上がり込んだ魔理沙。
 霊夢が用意した座布団にあぐらをかいて座った。
「なんだなんだ」
「珍しいでしょ」
 ちゃぶ台にはいつも通りのお茶と、珍しいものが置かれている。
 見慣れない長方形のブリキの缶にはチョコレイトが詰まっていた。
「職権乱用だろうな。また結界を弄ったのか」
「またってなによ。私がそんな事するわけ無いでしょ」
「だよな」
 チョコをつまむ。
 和菓子とは違う甘さに思わず目を細める。
「あんまり流れてこないから苦労したのよ」
「香霖堂で無理言ったんだな?」
「いつものことよ」
「ちがいない」
 またチョコをつまむ。
 霊夢も指でつまんで口に放り込んだ。
「バレンタインってやつか」
「そうね。郷の和菓子屋さんは繁盛してるでしょう」
「洋菓子だけなのかと思ったぜ」
「魔理沙はね。洋菓子なんて作るのは紅魔館のメイドかアリスぐらいでしょ」
「そういえばそうか」
 会話の途切れ目でチョコを食べお茶をすする。
「思ったんだが、お茶にはあわないな」
「文句あるなら紅茶でも自分で入れればいいでしょ」
「まあそうなんだがな」
 霊夢が立ち上がる。
 怒らせたかな、と思っているとすぐに急須を手に霊夢が戻ってきた。
 空になった魔理沙の湯飲みにお茶を注いだ。
「これなら合うかもね」
「お?」
 注がれたばかりの熱いお茶をすすった。
 普段よりも濃いめのお茶。
「なるほどな。これは合う」
「どれどれ」
 霊夢もすする。
「へー。まさか合うとは」
「実験台かよ」
 霊夢が笑ってほおづえをつく。
「さて、一体何を返してくれるんでしょうね?」
 霊夢がうれしそうに魔理沙を見る。
「さあな。そろそろキノコがうまい時期だぜ?」
「……それだけはやめておくわ」

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